親が死亡したら何をする?

親が死亡したら何をする?

親が死亡したら残された家族は何をしなくてはいけないか?
まず、避けて通れないのがお葬式ですね。
当サイトでは、意外と知らないお葬式の基礎知識はもちろん、死亡後にしなくてはならない各種手続きや届け出などについてまとめました。

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失敗しないお葬式のための基礎知識

自宅で亡くなった時は…

親や家族が自宅で死亡した時は、まず最初に救急車を呼ぶのが原則です。
人が亡くなった場合、医師によって死亡したことを証明してもらわねばなりません。このとき書いてもらう死亡診断書という書類がないと葬儀ができません。

 

また、医師の立会いもなく自宅で亡くなった時は、一応警察にも連絡しましょう。(事件性がないことを証明してもらうため)

 

葬儀屋さん選び

葬儀屋さん無しで葬儀を済ませることは出来ません。
自分たちで絶対にできないことは、遺体を搬送することです。病院からご自宅、ご自宅から斎場、斎場から火葬場など、遺体を搬送するには専門の免許が必要なのです。

 

満足できる葬儀ができるかどうかは、葬儀屋さん選びにかかっています。

 

葬儀屋さんは病院でも紹介してくれるでしょうが、その業者さんがあなたの希望と一致するとは限りません。
葬儀業者をあらかじめ決めておくことが大切です。

 

葬儀屋さん任せにしないことが大切です。

お葬式の種類も実に様々です。宗教によっての違い、会葬者の数によっての規模の違い、祭壇などの装飾のこだわり、そして一番肝心なのが予算による違いです。

 

葬儀屋さん任せにしていると、とんでもない金額になってビックリすることもあり得ます。必要ないと思うものは、勇気をもって断るようにしましょう。

 

絶対に必要なものは意外と少ないものです。最近では通夜のない一日葬や告別式もない直葬なども都市部を中心に増えています。

 

親の死亡に伴う各種届け出、手続き

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親の死亡に伴う手続きには戸籍謄本など申請に必要な書類がたくさんあります。
二度手間を防ぐためにも、予め各手続き先に電話で問い合わせをして必要書類の確認をしておきましょう。

 

葬儀の前後に、急いてしなけれはならない手続き

・死亡届および死体火葬、埋葬許可申請
死亡から7日以内に死亡地、本籍地、住所地のいずれかの市区町村の戸籍、住民登録窓口へ。

 

・年金受給停止の手続
死亡後速やかに社会保険事務所、または市区町村の国民年金課へ。

 

・介護保険資格喪失届
死亡から14日以内に市区町村の福祉課へ。

 

・住民票の抹消届
死亡から14日以内に市区町村の戸籍、住民登録窓口へ。

 

・世帯主の変更届
死亡から14日以内に市区町村の戸籍、住民登録窓口へ。

 

・遺言書の検認
期限はありませんができるだけ速やかに、亡くなった方の住所地の家庭裁判所へ。

 

葬儀の後、なるべく早めに必要な手続き

・雇用保険受給資格者証の返還
死亡から1カ月以内に受給していたハローワークへ。

 

・相続の放棄
死亡から3カ月以内に被相続人の住所地の家庭裁判所へ。

 

・所得税準確定申告・納税
死亡から4カ月以内に亡くなった方の住所地の税務署または勤務先へ。

 

・相続税の申告・納税
死亡日の翌日から10カ月以内に被相続人(故人)の住所地の税務署へ。

 

・生命保険金の請求
死亡から2年以内に契約していた保険会社へ。

 

名義変更や解約などが必要な手続き

故人が生前所有していた不動産や動産、契約していたサービスなどには、
相続財産とみなされるものもあり、名義変更には遺産相続の手続きが前提になる場合もあります。
・不動産の名義変更
・預貯金の名義変更
・株式の名義変更
・自動車所有権の移転
・電話(加入固定電話)の名義変更
・公共料金の名義変更
・クレジットカード
・運転免許証
・パスポート
など

 

葬儀の種類

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現在の葬儀のかたちは多種多様です。
故人や残された人達の気持ちや、お付き合いの度合い、宗教の違いなどなど、によって葬儀社側でも多様な葬儀の形を提案しています。

 

故人を知る人たちとともに送る葬儀

一般葬

遺族・親族以外にも親しい方や職場関係者にも会葬してもらう従来からあるお葬式です。
香典等による皆の助け合いでとり行うため、やり方しだいでは費用負担が少なくて済むこともあります。

 

社葬、合同葬

社葬は、企業が施主となって会社によって営まれる葬儀です。
合同葬とは、故人が喪家としての葬儀と、法人としての葬儀を一体に行う葬儀です。
いずれも、会葬者の多い大規模な葬儀となります。

 

家族葬

家族葬は、本来は家族のみで行う葬儀という意味ですが、親戚やごく親しい方なども加えた小規模、少人数での葬儀を指すのが一般的です。

あとから、会葬できなかった人が多く焼香に訪れたり、会葬できなかったことに苦言を受けるなど、人間関係に問題を生じるケースもありますので注意が必要です。

 

一日葬

通常は、前日に通夜の法要をし、翌日に葬式・告別式と2日にわたって行われる葬儀を、通夜法要なしで1日で済ませる葬儀を一日葬と呼びます。

 

葬儀前夜の弔問、会葬者もなく、ご遺族や身内の方のみにて、故人とゆっくりお別れすることができるというメリットがあります。
喪主の方の負担も軽減されることから、最近では家族葬と共ににご希望の多い葬儀です。

 

直葬

直葬(ちょくそう)は、通夜も葬儀告別式も行わず、ご遺体を直接火葬場へ運び、火葬、拾骨して終える葬儀です。
費用も格段に抑えられますし、ご遺族の気遣いも少なくて済むため、最近都市部を中心にとても増えているかたちです。

 

葬儀費用の平均と内訳

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2010年に行われた日本消費者協会の「第9回葬儀についてのアンケート調査」の結果によると、過去3年間に「身内に葬儀のあった人」が葬儀にかけた費用の総額は、全国平均で1,998,861円。

 

内訳は、
・葬儀本体費用⇒ 1,266,593円
・寺院費用⇒ 514,456円
・飲食接待費用⇒ 454,716円

 

葬儀本体費用

・寝台車:故人を搬送する費用です
・枕飾り:花立て、香炉、燭台の三具足、一本樒、 線香、ろうそくなど
・ご遺体保存処置:通常ドライアイス(10,000円/日前後)や防腐防臭剤を使用。
・お遺体のメイク:湯灌やエンバーミング、メイクアップなどを希望の場合。
・保管料:ご自宅での安置ができない場合、葬儀社や斎場の安置室を利用。
・お棺:葬儀社で手配

 

・式場使用料:葬儀社によって含まれていない場合も。
・祭壇:大きく分けて白木祭壇と花祭壇。
・位牌:仏式では、白木位牌が必要。
・祭壇廻り:御供物、水引幕等。
・遺影写真:遺影写真と写真額。
・受付・焼香具等:受付用品には、筆記具・記帳用紙・貴重品袋が、焼香具には線香・蝋燭など。
・会葬礼状:会葬礼状

 

・門灯造園等装飾:斎場入り口に家紋を入れた提灯や高張等装飾を施す場合
・テント装飾:斎場に、会葬者を受け入れるスペースを充分に取れない場合に使用。
・案内看板:会葬者を斎場を案内するための捨看板など。

 

・霊柩車:斎場から火葬場までお棺を運ぶ車両。
・バス・ハイヤー:会葬者の移動用。
・火葬料:火葬料は、民間火葬場・公営火葬場ともに定価が表示。
・火葬中待合室使用料:火葬場によっては、火葬料と待合室使用料は別途。

 

寺院費用

・読経量
・戒名料

 

飲食接待費用

・通夜料理
・告別料理
・会葬返礼品